アマブラで教えた3つの基礎

どうも。

最近チョコモナカジャンボにハマりました。

アイスはクーリッシュ一択だったので大人になった気分。ぱせりまんです。

先日アマブラ講師をさせていただく機会がありまして、その時にアドバイスした事が大別すると3種類くらいのものだったのでとりあえず初心者はこれを意識すればうまくなれるんじゃないかなーと思いました。

その3つをまとめてみます。

※あまり鵜呑みにしすぎず、1人の考えとして受け取ってくれると嬉しいです。学校の先生に当たりはずれがあるように、スマブラを教わる相手にもあたりハズレはあります。ピンときた場合だけ頭に入れてください。

 

【その1】差し合いについて。

 「間合い管理や差し合いについて何を考えればいいのかわからない。」

 そんなような質問を多くいただきました。

とりあえずこれについてはまず自分の間合いを理解する事から始まると思います。

自分の間合いとは言わば自分の1番当てたい攻撃を1番スムーズに当てれる間合いのことです。

例えばピカチュウが0%の相手に1番当てたい攻撃を掴みとしましょう。

この掴みをする際に、終点の崖端から崖端の相手に掴みに行けば相手にはその前のダッシュを見られた後に警戒されてジャンプや攻撃等で捌かれてしまいます。

しかしダッシュ→即掴みが届く距離ならば相手の反応は間に合わず、先読みで回避やジャンプ等をしていれなければ相手をつかむ事が出来ます。

この反応できない距離に入り相手に当てたい攻撃を狙う事。これが間合い管理の基本だと考えてます。

なのでまずは1番最初に自分が何の技を相手に当てたいのかを考えましょう。

%毎に当てたい技は変わってくると思うので、%によって何を1番当てたいのかを考えます。1番最初は間合いに入って1番当てたい技を当ててから大きく火力を取る。

その技だけを狙う。そんな意識でいいと思います。これだけの意識を割いてスマブラをして、これに慣れてきたら自分の1番当てたい技に当たらない相手の選択肢、に勝てる選択肢からまたリターンの取れる動きを学べばいいと思います。

(ピカチュウの掴みの例で例えると、ピカチュウの掴みを避ける選択肢がジャンプや引きステップ、回避になるのでジャンプ読み空前や引きステ読みDA等)

大事なのは自分の当てたい技以外に適当な技を振らない事。自分の当てたい技を、当てれる距離でしっかり使い、その距離になるまでは技を使うのを我慢する。

うまくなってくればもっと複雑な動きの連続になってくるとは思いますが、アマブラで出会った方々の多くは「コンボ始動技をせっかく当てたけど、そのあとしっかり繋げない!」という状況になりやすかったかなと思いました。

たくさんの技を使って、当てた後のパターンを考えるのは膨大な数の対戦量が必要となるように思えるのでまずは1つの技から始めていいのかなと思いました。

ちなみに当てたい技を当てた後しっかりコンボできるよう、難しくなくても自分のできるところからある程度%を稼げるようなイメージを作っておかないとあまり意味ないカモ。

当てたい技や当てた後どうすればいいか全くわからないという場合は、上位勢の動画を見て始動技で何を多く使い当ててるか、当てた後何に繋いでるかだけを注目してみてみましょう。

 

【その2】撃墜について。

「撃墜どうしたらいいかわからないです。」

という声も多くいただきました。

おそらくほとんどの人が吹っ飛ぶ技は理解してるけど、しっかりと考えて撃墜するにはどうやって当てればいいのかわからない。そんなイメージなのかなと思いました。

撃墜についてはまず有利な状況と不利な状況を見極めて、有利な状況、すなわち相手の選択肢を減らしている状況で撃墜を狙う事を心がけましょう。

例えば自分が崖端(崖を掴んでいる状態ではなく、崖端に立っている状態)に詰められている際、相手に横撃墜する技を狙っても撃墜ラインまでの距離が遠いのでなかなか撃墜しません。しかも自分は崖端なので相手の攻撃をくらってしまうとすぐに撃墜してしまいます。また、相手の攻撃から逃げるために引きステップや後ろ回避も使えません。これが所謂不利状況です。

この状況を打破して不利な状況から五分状況に持っていく意識が大切です。

不利な状況ではあまり技を多く使わずタイミングを見極めたジャンプや回避等でお互いが崖端にも詰められず真ん中で差し合いをする、所謂五分状況に戻す努力をします。

五分状況に戻れば、今度は有利状況にする意識を心がけます。

撃墜技の多くは、前後どちらかの隙が大きかったり空中で出す必要があったりと少し当てにくく設定されてることが多いです。(そうでない技も割とありますが)

五分の状況で無理して撃墜技を当てにいくと隙を晒してしまい、また不利な状況になって苦しくなってしてしまいます。五分状況の場合は引きステップや後ろ回避等の逃げる選択肢も確保しているので、まずは隙の少ない技を狙って相手を崖端に詰める、有利な状況にしましょう。

有利な状況を作った後は簡単です。自分が不利状況の時に五分状況に戻すため使ったジャンプや回避を狩ったり、相手に直接攻撃を当てにいきましょう。

相手も同じ心理です。そしてこの際に自分が読み負けて攻撃をくらっても基本的にはステージ中央に戻されるだけなので撃墜のリスクを背負ってるのは相手だけとなります。

このように、撃墜に困ってしまったときこそまずは撃墜しやすい状況を作ったり撃墜されやすい状況を打破することから考えたいです。

大会や上位勢同士の対戦を見てると僕が説明したような不利状況からでも撃墜してる事が多々あると思いますが、これは所謂強気な読みあいというやつで、今の考え方の応用のようなものです。まずはこの不利、五分、有利がどういう事かわからないと応用も難しいと思うので、この状況からの撃墜を心がけるのがいいのかなと思います。

これらが試合の中でわかってくれば、どうすれば不利状況からでも撃墜ができるのか。わかってくると思います。

 

【その3】崖について

「崖の狩り方がわかりません」「崖で多くダメージをもらってしまいます」

等の声も多くいただきました。

基本的に崖を掴んでる状態から上がるというのはどんな上がり方を選択するかとそのタイミングがすべててそれ以上のことはありません。

同じタイミングなのであれば、Mkleoがする回避上がりも池袋のキャバ嬢がする回避上がりもなんら変わりありません。

なのでまずは上がる際にタイミングを見極める事、これだけ意識して選択肢をバラけさせるのを意識しましょう。また上がり方にも癖は出やすいので自分がどんな上がり方が多いか、それも意識するといいかと思います。

毎回上がるタイミングをズラしたり、相手の位置や置いている技でどんな上がり方を狩ろうとしているか予測しましょう。これは経験や知識によるものが多いのでたくさん対戦するしかないです。

「崖でよく%を稼がれたり撃墜されてしまうな...」と思う人。

最初はまあそんなものと割り切りましょう。上記の撃墜の話にもあった不利状況の典型ですので、仕方がない部分も多いです。最初の頃はうまく上がれた時になぜ上がれたかを考えましょう。上手になったらなぜ上がれなかったかを考えましょう。

また狩り方についてですがこれも似たようなもので、タイミングや上がり方がすべてです。しかし上がる際よりも正確なタイミングでの入力を求められて難しいので、まず自分が狩ろうと思った上がり方1つをしっかり狩ることを意識するのがいいです。

回避上がりを100%意識してて、回避上がりしてきたら100%狩る、それが出来たら今度は同じようにジャンプ上がり、そしたらその場上がり....とどんどん続けていけばいいと思います。最初はたくさんの上がり方を一気に狩ろうとしない事。1つができないと3つも4つもできません。

これらに慣れてきたら今度は(回避上がりを狩るぞ!)という意識をしながらジャンプ上がりやその場上がり等の他の崖上がりに対する牽制をしてみましょう。

実際には回避上がりを狩るのを狙っているが、露骨すぎるとしてもらえないので「他の上がり方を意識してまーす。」みたいなフリをしながら、実際に上がってきたら本来狙っていた上がり方をしっかり狩りましょう。

そのあとに、相手のタイミングを待つのではなく自分から相手の上がるタイミングを釣りだす動き等を学んでいくのがいいような。まあこの辺は好みの順番で覚えていってもいいかもしれません。とりあえず狩ろうと思ったのを100%狩ることから、他は無視。

これら1つ1つの精度をしっかりと上げることが崖のうまさに直結するんじゃないかと思います。

おそらく差し合いや撃墜の話に比べて崖は上級者と初中級者の間で見えてるものはそう大きく変わらないんじゃないかな。もちろん変わりはしますが。

たくさん意識して対戦すればいつか伸びます。

 

個別の試合を通してアドバイスしたことを除けば、こういう話をした時間が多かったかなと思います。これらのことは自分が新しいキャラを使い始める際に意識している基礎の基礎みたいな考え方なので参考になれば嬉し水。

参考にならなければ参考にならなかったなーで終わらせてください。

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見てくれた人ありがとう、何か疑問があればTwitterのDMで答えます。

 

追伸:ウメブラはポケトレで頑張るつもりですが、DDも使っちゃうカモ!